日本人画家のインテリア絵画が人気！アートを購入する目的とサイズ・保管方法

オフィスやご家庭に日本人画家の現代アートを飾る方が増えています。インテリア絵画を飾ることには、ただ部屋をおしゃれにするだけでなく、様々な目的があります。こちらでは、アートを購入する目的とインテリア絵画を購入する際に気をつけたいポイントについてご紹介いたします。

水彩画や油彩画、人物画、風景画など、日本人画家の現代アートには様々なものがありますが、なぜ人々はアートを購入するのでしょうか？

インテリアとして

絵画を購入する理由として最も一般的なのが、インテリアの一部として飾るためです。

自分自身で楽しむ他、引っ越し祝いや移転祝いなどにも選ばれやすいです。

部屋の雰囲気に合わせて好きな作品を選ぶことができ、環境を充実させ、日々の生活に潤いを与えます。

アートへの愛情

購入の理由は「好きな作品だから」という方も多いです。

好きなものは手元に置き、眺めて楽しみたいと思うものです。

また、購入後価値が上がったところで売却し、次の作品を購入するなど、どんどん買い替えるという方も少なくありません。

投資

アートを投資と捉え、将来的に高値がつくことへの期待や、不景気時の逃避資産として購入される場合もあります。最初は投資目的ではなくても、購入後に作品の価値が上がることで価格を意識し始めることもあるでしょう。

投資といえば、株や不動産、金などが一般的ですが、将来的に価値が上がることを想定して日本人画家のインテリア絵画を購入する方もいらっしゃいます。実際に、バブルが弾けた後はアート作品の価格も下がりましたが、数年で回復して価値が高まっている作品も少なくありません。

社会貢献

若手日本人画家の作品を購入する、コレクションとして保管することは、社会貢献・文化貢献へとつながります。ただ鑑賞するだけでは文化の保管や若手日本人画家への支援にはなりませんが、購入すれば直接支援することになります。

また、将来有望な若手日本人画家を応援することで将来的に高値がつき、投資効果も期待できます。

そのほか、感性を磨くため、ライフスタイルを豊かにするためなども現代アートを購入する理由に挙げられます。

インテリア絵画を購入する際は、以下のポイントに注意しましょう。

予算を決めておこう

ざっくりとしたものでよいので、インテリア絵画を購入する際は予算を決めておきましょう。その際、額装がされているかどうかもチェックしましょう。

壁の強度

インテリア絵画を壁にかける場合は、壁の強度や取り付け金具についても確認が必要です。

強度の劣る石膏ボードでも大きい額縁のインテリア絵画を飾ることは可能です。ただし、市販の取り付け金具の耐荷重がオーバーしていては、絵画や壁を傷つけてしまう恐れがあるだけでなく、ケガをしてしまう危険があるため、注意しましょう。

飾る場所について

絵画のサイズは様々です。中サイズ～大サイズになると飾る場所を選ぶため、他の絵画やインテリアとのバランスを考慮したうえで事前に飾るスペースを確保しておきましょう。スペースがないのに無理して飾ると、鑑賞の妨げとなり絵の魅力を損なってしまいます。

一般的には、ソファやベッド、キャビネットなどがある壁に飾ることが多く、バランスも取りやすいです。

部屋の雰囲気に合うか

インテリア絵画を部屋に馴染ませるには、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが重要です。部屋のイメージに合わせたものを絞り込み、その中から好みのものを選んでいきましょう。

購入したい絵がある場合は？

スペースの確保やイメージの絞り込みをする前に、購入したい絵に出会ってしまうこともあるでしょう。

その場合は、部屋の雰囲気よりも、まずはスペースの確保を第一に考えるのがおすすめです。

• 玄関
• 寝室
• テレビボード
• リビング
• 階段

など、最適な場所を選びましょう。

インテリア絵画が部屋にマッチするかは、サイズ感も重要です。また、長く楽しむためには正しい保管方法を知っておくとよいでしょう。こちらでは、購入時のサイズ選びと水彩画・油彩画の正しい保管方法についてご紹介いたします。

インテリア絵画はカードサイズの小さなものから、見上げるほどの大きなサイズまで様々です。購入時には、部屋や飾る場所に合わせたサイズを選びましょう。

大きな絵を飾る時

大きな絵を飾る時には、大きな空間が必要です。家の中で大きな空間といえば、ソファやベッドのヘッドボードの後ろ、玄関や吹き抜けの壁などがあります。大きなサイズはインパクトがあるため、暗く重い色のものは避け、中間色以上の明るい印象のものを選ぶとよいでしょう。

狭い場所に大きな絵を飾ると、圧迫感が生まれてしまいます。

小さな絵を飾る時

小さな絵は大きなものより場所を取らないため、飾る場所の選択肢も増えます。

しかし、広い場所に小さい絵がポツンと飾られていると寂しい印象となり、絵の魅力も伝わりにくくなってしまいます。

小さい絵を飾るコツは、以下のとおりです。

ちょっとした空間に飾る

ちょっとした空間とは、窓と扉の間、トイレの壁、出窓、階段途中などのスペースです。写真やインテリア小物のようにインテリア絵画を飾ることで、雰囲気が明るくなります。

複数枚を飾る

小さなインテリア絵画は、複数枚を一緒に飾ることでインパクトを与えることができます。できるだけ似たサイズのものを選び、絵の色合いやバランスを見て配置しましょう。

脇役として配置する

大きな絵の脇役として配置できるのも、小さな絵の魅力です。

まずは主役となる大きな絵を配置し、その周りを囲むように小さな絵を複数枚配置します。この時、それぞれの絵やフレームに共通するカラーがあると、馴染みやすくなります。

同じモチーフの絵でもサイズが違うと印象も異なります。

目の高さに設置することを基本として、空間に合わせてサイズを選ぶようにしましょう。

大きな絵は壁に飾るだけでなく、床に立てかけてもおしゃれな印象になります。

小さな絵でも複数枚飾ることでインパクトは十分なので、風景画や静物画で同シリーズのものを並べるなど、様々な楽しみ方ができます。

水彩画や油彩画、人物画・風景画などのお気に入りの作品を購入したら、保管方法にも気をつけたいものです。カビや退色、虫食いなどが発生しないよう、以下の点に注意して保管しましょう。

湿気と温度について

湿度が高い場所に保管すると、絵画にカビが生えてしまいます。カビが内部にまで入り込んでしまうと修復ができなくなってしまうため、保管環境に気をつけましょう。

水彩画・油彩画共に最も適した環境は、湿度50％～60％・気温18℃～20℃です。人が最も快適に過ごせるのは湿度40％～65％・温度18℃～26℃といわれているため、絵画の保管に適した環境と大きな差はありません。

日差しについて

直射日光が絵画にあたれば、変色や退色の原因になります。

保管時だけでなく、絵を飾る際も紫外線の影響のない、風通しがよい場所を選びましょう。

煙や排気

絵画をタバコの煙、ガスにさらすと劣化が早まります。

喫煙場所やエアコンの風がよくあたる場所に飾ったり、保管したりするのはやめましょう。

飾りっぱなしにしない

お気に入りの作品は長く飾っていたいものですが、ただ置きっぱなしではいけません。ホコリが溜まるだけでなく、蛍光灯からでる微量の紫外線でも劣化してしまいます。

季節を感じる作品は季節に応じて掛け替え、一年を通して楽しめる作品は定期的に掛け替えましょう。

保管時は額に入れたまま

絵画を保管する際は、額から取り外さずそのまま保管しましょう。無理に取り外すと、こすれや破れの原因になります。

また、額縁のホコリは虫やカビの元になるため、乾いた布できれいに掃除しましょう。

現代アートは、人物画・風景画・静物画、水彩画・油彩画など種類が豊富です。空間に合ったインテリア絵画を購入するためにも、飾るスペースを十分に確保して、インテリアのテイストを見極めましょう。

ギャラリーシーズでは、日本人画家の現代アートを多数販売しております。お手頃価格のものも多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。