江戸時代から400年続く名門窯。
十三代が完成させた「濁手」技法を発展させ、人間国宝に認定される。
本作は十四代襲名前の酒井田 正時代の陶額で、技量の高さがうかがえる作品です。


1934年 佐賀県有田町生まれ、本名:正(まさし)。
1957年 多摩美術大学日本画科卒業
1976年 「柿右衛門製陶技術保存会」を保持団体として認定。
1982年 十四代柿右衛門を襲名。
1984年 第28回日本陶磁器協会賞を受賞。
1986年 第33回日本伝統工芸展で「濁手 山つつじ文鉢」が日本 工芸会奨励賞を受賞。
2001年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
2005年 旭日中綬賞受
2008年 北海道洞爺湖サミットに出席した各国首脳に、記念品として
      14代柿右衛門の「錦桜文瓶」が贈られる。
2013年 没

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