上野憲男『空中の記号』

 
【作品名】空中の記号
【技　法】油彩・キャンバス
【サイズ】実寸45.7×34.0

【略　歴】
1932年　北海道天塩町に生まれる。
1952年　自由美術展に初出品、入選
1958年　株式会社パピリオ入社。
1963年　「第7回東京ビエンナーレ国際美術展」（東京都美術館）
1971年　ヨーロッパ旅行(フランス、イタリア、スペインなど)
1979年　北海道現代美術展優秀賞受賞（北海道立近代美術館）
1992年　ギャラリーシーズで個展開催（94、97年も）
1995年　アルバータ及びカルガリー(カナダ)の両美術館
　　　　「イメージ北海道-北の風土と美術展」に出品。
1998年「UENO – 上野憲男作品集」刊行(用美社)。
2005年「時のうつろい 上野憲男展」（何必館・京都現代美術館）
2021年　死去

ブルーグレーを基調とした画面に、線や記号、アルファベットなどの文字を浮遊させた独特の作風で知られる画家。
難波田龍起や小野州一など北海道ゆかりの画家と「北象会」を設立し活躍しました。
1990年代に「種子と惑星」を発表し、2000年代には従来のブルーグレーの画調と共に、
赤、黄、緑、青、白、黒などの原色を大胆に駆使し、新鮮で生命感溢れる作風で人気を博しました。