お陰様で30周年 今年も素敵なアート作品をあなたのお手元に!

今年、ギャラリーシーズは開廊30周年を迎えました。

小さなギャラリーをこれまで支えてくださった美術ファンの方々、アーティストの皆さまには心より感謝を申し上げます。

「絵のある暮らしをはじめませんか!」をキャッチフレーズに、ギャラリーシーズは1991年、旭川市で企画画廊としてオープンいたしました。美術を通して豊かな暮らしを創造し、提案しようと、国内外で活躍する著名作家から新進気鋭の若手、もちろん地元作家まで幅広く紹介してきました。これまで企画した展覧会は350回を数えます。また、地域文化発展のお手伝いもしており、「旭川彫刻フェスタ」をはじめとするアート・イベントに積極的に関わるなど、アートによる街づくりにも取り組んできました。

さて、2021年の企画展のラインナップを以下に紹介いたします。

新春を飾るのは恒例の「リエゾン展」です。「リエゾン」とはフランス語で「連続」の意。オープン当時から続く人気の企画展です。また、当ギャラリーとゆかりの深い洋画家・田村能里子さんや日本画家・中野嘉之さんの新作をはじめ、春には「日本の心―富士と桜」を、夏にはガレやドームなどの西洋陶磁器の名品を集めた「ヨーロッパ・アンティークコレクション」をご覧いただきます。秋には特別展として安田侃さん(美唄市出身、イタリア在住)の彫刻展を予定しています。

昨年開催し好評を博した「-7人の精鋭たち- レゾナンス・エフェクト」と「雄飛する8人の女たち」は、独自の世界観を持って国内外で活躍する若手現代作家のスポットをあてたグループ展で、最前線のアートをお楽しみいただけます。

これも恒例となった「大雪山の四季を描く」と「私の天使たち」は内容をリニューアルして新しい切り口で展開いたします。

新型コロナウィルスの世界的なパンデミックにより、これまでにない生活が強いられた昨年は、人々の暮らしが一変しました。これからもつらいこと、苦しいことがあるでしょう。 そんなとき、アートに触れてみませんか。落ち込みそうな心に、1枚の絵が元気を与えてくれることがあります。疲れた心に癒しを与えてくれることがありますます。そんなアート作品を今年も多数紹介してゆきたいと思います。

ギャラリーシーズ外観
旭川市旭町2条3丁目11-31
☎0166-53-8886