深澤 幸雄
日本における戦後銅版画の第一人者のひとりとされ、銅版画の一種であるメゾチントを中心とした作品を多数手がける。
初期頃は人間の内面や感情の奥底を表現したモノクロの作品が多かったが、やがて鮮烈な色彩と多数の銅版画技法を用い、壮大で叙事詩的なテーマで制作した。
1924年 山梨県生まれ
1949年 東京美術学校卒業
1954年 銅版画を始める
1957年 第5回日本版画協会展で協会賞受賞。(以後毎年出品)
1962年 第5回現代日本美術展優秀賞受賞
1963年 メキシコ各地を訪れる
1972年 フィレンツェ国際版画ビエンナーレでバンコ・デ・ローマ賞受賞
1995年 勲四等旭日章授章を受賞
2002年 日本版画協会名誉会員に推挙
2007年 山梨県立美術館で「深沢幸雄展-いのちの根源を謳う-」開催
2008年 黒部市美術館で「幻想鏡-深沢幸雄のガラス絵-」
2012年 市原市の複数のギャラリーで「88年の情熱・深澤幸雄展」
2017年 逝去
対象商品:2件
- 表示切替