日本の抽象画家。
モザイク状の幾何学的抽象様式が知られ、版画、シルクスクリーン作品も多い。
戦後はヴェネツィア・ビエンナーレやその他欧米の美術展に積極的に出品し、グッケンハイム美術館や、日本各地の美術館に作品が収蔵されている。


 

1912年 長野県飯田市に生まれる
1931年 津田青楓の津田洋画塾で学ぶ
1935年 二科展に入選。前衛グループ「黒色洋画展」を結成。
1942年 太平洋戦争に従軍
1945年 満州で終戦を迎える。シベリアで抑留される
1963年 第7回日本国際美術展に「相似」を出品。最優秀賞を受ける
1964年 グッケンハイム国際賞展に出品し。作品が同館の所蔵となる
1966年 「世界」2月号に「色と形と生命力」を発表
1972年 チューリッヒのコルンフェルト画廊で個展
1974年 デュセルドルフ美術館の「日本-伝統と現代」展に出品
1986年 急性肺炎のため死去
1992年 桐生市にオノサト・トシノブ美術館設立(現在:長期休館中)

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