十三代今右衛門

柿右衛門家とともに４００年続く名門窯。江戸時代の色鍋島を継承しながら、自ら新たな技法「吹き墨、薄墨」を完成させ人間国宝に認定される。本作は、吹墨技法を駆使した草花文大鉢で３０センチを超える大作です。

1926年　12代今右衛門の長男に生まれる
1949年　東京美術学校（現芸大美術部）工芸科卒業
1957年　日展入選（～1959年） 員
1968年　京都国立近代美術館にて「色絵笹輪文鉢」買い上げ
1975年　12代死去により　13代今右衛門を襲名
1976年　日本陶磁協会賞を受賞「色鍋島今右衛門技術保存会」を改組し代表となる、文化庁より重要無形文化財の総合指定を受ける
1981年　日本陶芸展最優秀作品賞（秩父宮賜杯）受賞
1986年　紫綬褒章　
1989年　重要無形文化財個人指定（人間国宝）
1999年　勲四等旭日小綬章受章
2001年　逝去