千住博
日本画を国際的に通用する芸術領域にすべく、作品制作にとどまらず各種講演や著述など幅広い分野での活動を行っている。現代日本画壇をけん引する人気作家。
1958年 東京都に生まれる。
1982年 東京藝術大学 美術学部絵画科 日本画専攻を卒業。
1984年 東京藝術大学 大学院修士課程修了。
1987年 東京藝術大学 大学院博士課程修了。
1995年 第46回 ヴェネツィアビエンナーレ(イタリア)絵画部門にて東洋人として初めて名誉賞を受賞。
1998年 広島市現代美術館収蔵の「八月の空と雲」に対し紺綬褒章を賜る。
2000年 「両洋の眼展/21世紀の絵画」に出品の作品「ライフ」に対し河北倫明賞を受賞。
2002年 第13回 MOA岡田茂吉賞大賞を受賞。
2003年 グランドハイアット東京に「ウォーターフォール」壁画を制作。大徳寺聚光院別院襖絵が完成。
2004年 東京国際空港 第2旅客ターミナルのアートディレクションを担当。
2007年 松風荘(フィラデルフィア・アメリカ)に襖絵20点を奉納。京都造形芸術大学の学長に就任。
2008年 赤坂サカス赤坂Bizタワーの壁画「四季樹木図」を制作。
2010年 東京国際空港新国際線ターミナルのアートディレクションを担当。
2011年 JR博多駅のアートディレクションを担当。軽井沢千住博美術館が開館。
2012年 OUBセンター(シンガポール) 壁画が完成。
2013年 回向院(両国・東京)の新障壁画完成。大徳寺聚光院(本院、別院)襖絵完成
2015年 京都造形芸術大学学長、ヴァン・クリーフ&アーペル芸術学校(レコール)マスターズコミッティー委員。公益財団法人徳川ミュージアム相談役。
2016年 大徳寺聚光院創建450年を記念して、奉納した襖絵を狩野永徳の国宝障壁画、重要文化財の茶室「閑隠席」とともに2017年3月26日まで特別公開。平成28年度外務大臣表彰受賞。
2017年 第4回イサム・ノグチ賞受賞。