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十三代柿右衛門 『染錦 東海道五十三次花瓶』

近代柿右衛門にとって最も特筆すべき出来事として有名なのは十二代と十三代親子での濁手技法復活の偉業ですが、この作品は染錦という従来の技法ながら、浮世絵の代表作の一つである東海道五十三次を十二代自らが焼物の絵付にアレンジし、実現させた大作を、その複雑で精緻な技術を失わない為に、十三代が挑み完成させた濁手に劣らぬ近代柿右衛門の記念碑作品です。

三つの大きさのバリエーションで制作されており、もっとも大きいこの作品には、江戸・日本橋、京都・三条を含めた計55の宿場町が描かれています。

染付を駆使してパズルのように球体に組み合わせることにより、実際の浮世絵とはまた違った雰囲気を楽しむことが出来る人気作品です。

 

 

 

 

 

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エミール・ガレ 『桜文花瓶』

エミール・ガレは江戸時代の浮世絵や陶磁器に多くの影響を受けました。
後々ジャポニズムと言われる様式ですが、山水画や花、動物等をより日本的な表現方法で発表しました。
この作品は小品ですが、日本を代表する花である桜を被せガラスで表現しています。
黄色い素地にピンクの花びら、濃いえんじ色の葉の組合せはガレの得意とするところです。

 

 

 

 

 

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平子真理 『宵の星』

平子真理さんは日本の里山や野生動物を数多く手掛け、旭山動物園にも取材経験があります。

この作品はあえてモノトーンで表現されていますが、月明かりに照らされた桜と水面が幽玄で静謐な雰囲気を醸し出しています。

 

 

 

 

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絹谷幸二 『日之出富士』

『日之出富士』 絹谷幸二

絹谷幸二の代表的モチーフの中で日月富士が有名ですが、この作品は雪をかぶった富士の頂上に燦然と朝日が昇るという、とても縁起のいい作品です。

黄金の背景に雪の白、真っ赤な太陽のコントラストが実に日本的で絶妙です。